フィリピン人の英語力
フィリピンは世界で3位番目に英語を話す人口が多い国
まだまだ日本での認知度は低いですが、実はフィリピンの第二公用語は英語です。テレビをつければ英語、新聞も英語、公文書も英語、標識も英語、映画も字幕なしそのまま英語です。
第一公用語はタガログ語（フィリピノ語）ですのでフィリピンに行けば地方の言語やタガログ語が飛び交ってはいますが、こちらが英語で聞けば必ず英語で返ってきます。
英語を話す人口でみると、アメリカ、インドに続き第3位となるようです。
ではなぜほとんどのフィリピン人が英語を話せるのでしょう？
フィリピンでは小学校から英語で授業が行われています。低学年のうちはタガログ語での授業も行われますが学年が上がるにつれて母語の使用は少なくなっていきます。
高校卒、大学卒ではきれいなアメリカ英語を話すフィリピン人もたくさんいます。
ただ、教育レベルに比例しますのであまりにも貧しい家庭の子供たちは学校に行けず英語は片言、という場合もあります。
フィリピンでは80以上の言語が使われていて、ある土地ではセブアノ語、ある土地ではパンパンガ語のように話す言語がバラバラのため意思疎通を図るのにタガログ語（フィリピノ語）と英語が使われています。
またフィリピンの英語には歴史的要因も強く、1898年アメリカがフィリピンを植民地にしたのをきっかけに学校教育と英語を普及していきました。
フィリピン人の英語って訛ってないの？
訛っているひとも もちろんいます。特にタガログ特有のぱぴぷぺぽの音が入り聞き慣れるのに時間がかかることも。英語は意思疎通の道具ですから、イタリア人ならイタリアなまり、フランス人ならフランスなまり、アメリカ英語とイギリス英語でも違うところがたくさんあるようにいろいろあってもいいのではないか？と思います。当校ではCD教材、DVD教材がございますのでそれらを使ってしっかりと練習をしてレッスンで力をつけていただき、フィリピン人講師とのレッスンでは実際に英語を使い確認する場としてご活用いただけたらと思います。
※フィリピン人講師のレッスンは当校のオリジナルレッスンです。
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