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多聴講座へ行ってきました!

  • 執筆者の写真: sschita
    sschita
  • 2018年1月22日
  • 読了時間: 5分

知多市立中央図書館主催の「英語で多読・多聴のススメ!」第2回「多聴もできるの?」へ参加してきました。

すごぉぉぉぉぉぉく楽しい講演でした!

講師の酒井 邦秀氏(NPO多言語多読 理事長)とてもお話上手なステキな先生でした。

受講生を巻き込みながら、飽きさせず、これ知ってる人?知らない人?と意見を聞きながら講座を進めていくライブ感!テンポの良さ、そしてなにより話し方のかわいらしさ!(とにかくかわいらしいのです。これは講座を受けた方にしか伝わらないですね、、、。)すごい!の一言です!

図書館多読を全国に広めることを活動の一つにされていて、全国でも愛知、岐阜、三重(1部分)は多読に力を入れている図書館が東京都よりも多いとのことでした。実際、知多市立中央図書館では7,8年前から英語多読用の図書の設置が始まったようです(私が知ったのは4年前から)、おおぶ文化交流の杜allobuでも3年くらい前から多読コーナーが出来ていますね。

多読にはたくさんの本がいるために個人で行うにはお金がかかる、では図書館でみんなが読めたらいいのでは?と活動を進めてくださっているようです。ステキですね!

では内容は?といいますと。

まずは、中学校3年間で習う単語量5000語これは1分間に100語読むとして1時間分にしかならない。衝撃ですね!圧倒的に少ない、、、、。先生はどのくらいになるかといいますと、と言いながら5000語で書かれた本を出してくれました。1.5センチくらいの厚さのペーパーバックでした。ほんとに足りないなぁ、、、。という印象。

それを踏まえて、多聴のやり方は多読と同じ。

まずは音になれる事。

はじめに①聞き読み

聞こうとしない。(リスニングではないので一言一句聞き漏らすまい!と聞かない)

ゆったりと聞く。

聞きながら文字の上を目を走らせる。

聞き読みはいいことばかり

1.文字と音が結びついてくる。

2.後戻りするくせが抜ける。

3.和訳するくせが抜ける。

4.速く読めるようになる。

注意することは、一時停止、停止はしない!です。

やってみる素材としては

oxford reading tree(オックスフォードリーディングツリー)

Kipper(キッパー)の本を借りる+朗読CD

(知多市中央図書館も大府アローブも絵本、朗読CDがそろっています。)

どこにあるかわからなかったら図書館の司書さんにORTのキッパーの本どこですか?と聞いてくださいね。

名作絵本+朗読(Youtube)はらぺこあおむし(the very hungry caterpillar) など

ペーパーバック+朗読CD 朗読ダウンロード

やり方としては、絵本の場合は

1.文字をかくして、絵だけを見る。隅々までみる。絵を堪能する。

2.まだ字をかくして、CDを(朗読)を聞きながら絵を見る。

3.最後に字とCD(朗読)

の順番で聞いていくようです。

つぎに②子ども向けアニメ

NPO多言語多読のホームページではたくさんの子ども向けアニメを紹介してくださっています。tadoku.org (ページ真ん中あたりの「英語多読特設サイト」から入ってください)

日本語と英語の音の仕組み

同じ音は一つもない。

音と音のつながりかたも全くちがう。

(講座の内容に触れています、先生の講座をこれから聞く方は楽しみが減ってしまうので③まで飛ばして読んでください)

ここではテッシュペパーテストというものをやってくださいました。

ティッシュを広げて口元にもっていきペーパーと言ってみる。ほとんどの受講生のティッシュは少ししか動きません。でも先生のティッシュは「ぺー」「ぱー」でめちゃめちゃ浮き上がります!!!Pの破裂音を表現したかったために、先生はわざとあごを出し上に息をとばしていたわけです。(これも後でネタばらしをしてくださってました。)それくらい私たちが思っている以上に英語の子音の音は日本語と違う!ということ。

そして、ある受講生のお話しもしてくださいました。その方がイギリスに行き、せっかくだから紅茶を買おうとWhere is the tea?と聞いたところ通じない、、、。ティー!ティー!と言っているのに通じない、、、。店員に連れていかれたところには違うものが売られていた。あきらめきれず、違うお店に行ってみた、そこでもやはり先ほどと同じものが売られている売り場に連れていかれた、それは何かというと、カギ売り場だった!というお話し、イギリス人にはキーに聞こえたのですね。やはりそれほど日本語と英語の音が違うのだ!ということを教えてくださいました。

そして最後に③

大人向けの映画 

ローマの休日など

好きなものを何度でも観る。字幕なしでみる。とのことでした。

講座の中では、60代から多読を初めて(50代だったかな?!)ペーパーバックを読んでいるかたの紹介や80代の方が好きな本の原作を読みたいと多読を初めてその好きな本のCDの朗読を完全コピー(これがリズム、イントネーション、発音まで)して素晴らしいブリティッシュイングリッシュを朗読されている音声を聞かせていただいたり(先生は映像をみせたかったようですが結果音声に、こんなところもかわいらしい。)とにかく勇気と希望をあたえてくださる講座でした!

(多読に関しては、NPO多言語多読のホームページ tadoku.org をご覧ください。)

次回、知多市立図書館が呼んでくださるなら、話すのなんて簡単!と会話の講座をしたいと思います。とおっしゃってました、絶対にいきたい!!!

そしてこのブログでも告知していきますね!

日本中みんなが英語が話せるようになりますように、私は知多市からがんばっていきます!!

最後までお読みくださりありがとうございました!

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